2025年5月17日
2025年5月15日(木)の11時から大学チャペルにおいて学院本部・大学・舞鶴幼稚園・早緑子供の園の教職員、定年退職の教職員等が一同に集い行われました。小学校・中学校・高等学校は各学校の会場で式典が開催されました。
福田学院オルガニストが式典に相応しいE.ジーク作曲の祝典入場曲「大合奏のディアローグ」で開式です。一同で定番の「昔主イエスの播きたまいし」を賛美後、ハンドベル・クワイアにより福音に満ちた響きで「ここも神の御国なれば」が演奏されました。栗原宗教部長がマルコによる福音書第9章50節を朗読後、学院と学院につながる方々を覚え祈祷されました。その後チャペル・クワイアがオルガンの伴奏の中、ラター作曲の「主があなたを祝福し、あなたを守られるように」を賛美しました。西南学院の未来を祝福する厳かな雰囲気がチャペルを包みました。
次いで今井院長が式辞を述べられました。西南の建学の精神「西南よキリストに忠実なれ」を第16院長のL.K.シィート氏がわかりやすく4つのL(Life, Love, Light, Liberty)にたとえられたとのこと。その中の Love(愛)について紹介されました。キリスト教の愛は人の命を大切にし育むことであると言及されました。さらにヨハネの手紙第1の4章8節(愛のない者は神を知りません。神は愛だからです。)を引用し、神は愛である。他者を愛する存在に人を変えるのが神である。人は神を知ることにより、愛する人になる、とのメッセージをされました。
校歌を一同、斉唱後、宮崎理事長から永年勤続(10・20・30・40年)者表彰30名がありました。新生讃美歌120番「主をたたえよ 力みつる主を」賛美後、相模宗教局長の祝祷をもって閉会しました。
その後、記念昼餐会が西南学院百年館(松緑館)の多目的ホールで開催されました。現役の教職員、定年退職の教職員が集いました。宮崎理事長が挨拶を行い、劉宗教主事の食前祈祷後、会食懇談です。永年勤続者紹介後、各学校の新任者紹介【39名】がありました。
本会には小・中・高の永年勤続者の皆さんも参加されました。総数は38名でした。永年勤続者を代表して事務局の吉田直史氏(40年勤続)は学院就任時の1985年の世相、出来事を紹介しながら、美空ひばりさんが歌った「川の流れのように」の歌詞を挙げ、40年の西南学院での日々を想起してあるかのようでした。そして担当事務局の宮﨑総務課長が閉会を宣言しました。
なお、昨年後の追加の西南学院沿革としては、2024年4月に外国語学研究科外国語学専攻修士課程が増設されました。
今後とも大学の学部・学科、施設等の増設の変遷等は堤ゼミホームページに掲載します。式典当日の写真を掲載します。
克心会の皆さんも健康に留意して健やかにお過ごしください。
(文責:77期:安藤公正)