2025/12/26

2025年度西南学院大学聖歌隊チャペルクワイア アドヴェントコンサート「~天よ 露をしたたらさせ~」に参加して

 標記コンサートが12月6日(土)15時から西南学院大学チャペルで開催されました。

開場は14時30分からでしたが、観客が長蛇の列を作り開始時間が10分程度遅れる程の盛況ぶりでした。(約400名の出席があったようです。)

開演前にはウエルカムミュージックとして福田のぞみ学院オルガニストとで西脇良氏のリコーダー、フルートの演奏が華を添えました。プログラムは「こちら」をご覧ください。

オープニングは、今年で生誕500年を迎えたパレストリーナのモテットで厳かに開演です。第一部は季節を巡る歌というテーマで6曲が披露されました。春を象徴する花から赤とんぼ、All Things Newまで日本、世界の四季を紡いでいきます。美しいハーモニー、旅情、しっとり感満載です。

第二部は典礼聖歌集から5曲です。昨年来、チャペルクワイアが取り組んでいる作曲家髙田三郎の作品です。今回のコンサートのテーマである「天よ 露をしたたらせ」から「アシジの聖フランシスコによる平和の祈り」までまるで聖堂の中で聖歌に浸るようでした。

第三部は「救い主のご降誕を待ち望んで」です。1曲目はオープングで演奏した Sicut cervus がグレゴリオ聖歌で演奏されました。3曲、4曲目は何とポーランド語で合唱です。この曲、「むかし、むかし、エルズーニャという娘がおりました」は、「2025年の西南学院大学の春季キリスト教フォーカス・ウィーク講師の崔善愛氏の講話でこの詩の存在を知りました。ナチス政権下の強制収容所で亡くなった9歳の女の子エルズーニャは、この詩を『ヴォイトゥシの灰皿で』という民謡に合わせて歌いますと、彼女は書いています。彼女と犠牲となった子どもたちへの挽歌して捧げます」と、ライナーノーツに記載されていました。本当に心に迫る詩と旋律でした。

プログラムが終わると、引退する4年生に花束贈呈があり、その後、会衆とクワイアが「あら野の果てに」を讃美しました。その後、メンバーの方はロビーコールを行い、会衆に感謝の意を表されました。素晴らしいアドヴェントコンサートでした。参加者も多く、かなり情宣活動に尽力されたと思います。また、プログラムも中々の内容で、毎年、充実しています。2026年のコンサートが楽しみです。顧問・指揮者の西脇純先生に感謝します。