2026/05/29

西南学院創立110周年記念式典等報告

 2026年5月20日

西南学院創立110周年記念式典等報告

2026年5月15日(金)の11時から大学チャペルにおいて学院本部・大学・舞鶴幼稚園・早緑子供の園の教職員、定年退職の教職員等が一同に集いました。小学校・中学校・高等学校は各学校の会場で式典が開催され、私も来賓として招待を受けました。今年は節目の創立110周年でした。

福田学院オルガニストの奏楽で式典に相応しいE.ジーク作曲の「大合奏のディアローグ」で開式です。一同で新生讃美歌389番の「昔主イエスの播きたまいし」を賛美後、ハンドベル・クワイアが「God Beautiful World」を演奏しました。栗原宗教部長がコリントの信徒への手紙二第4章18節を朗読後、学院の発展に尽力された方やこれからの学院の発展を願う心のこもった祈りを捧げられました。その後チャペル・クワイアがオルガンの伴奏の中、作曲の「The Lord Bless you and keep You」を賛美しました。西南学院の創立を祝福する雰囲気がチャペルを聖なる空間に包みました。

次いで今井院長が式辞を述べられました。昨年同様、西南の建学の精神「西南よキリストに忠実なれ」を第16院長のL.K.シィート氏がわかりやすく4つのL(Life, Love, Light, Liberty)にたとえられたことに言及し、Lifeは生命を尊重すること、 Love(愛)は聖愛であり、他者に奉仕すること、Lightは光明であり、真理の光を放つこと、Libertyは責任を伴い行動することであり、この4Lの実現を目指して進みましょうと述べられました。また、ヨハネ福音書の第8章32章の「あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする。」を引用され、この聖句が西南学院小学校の図書館のカウンター上部に掲げられているそうです。(写真添付)この箇所は、国立国会図書館本館の中央の受付カウンターの上にも日本語とギリシヤ語で刻まれており、国立国会図書館の理念とのこと。真理がわれらを自由にするという言葉は、初代参議院図書館運営委員長の羽仁五郎氏の発意によるもので、国立国会図書館法前文にも採用されているとのことです。羽仁がフライブルグ大学で見た言葉をもとにしているそうです。国立国会図書館は真理がわれらを自由にするという確信に立って、憲法の誓約する日本の民主化と世界平和に寄与することを使命として。ここに設立されるとあります。使命感に満ちた言葉ですね。

式辞をお聞きして、改めて、西南学院に奉仕された歴代宣教師の方がたを覚え、感謝する機会となりました。また、記念式で配布された、時を越えて(歴㈹宣教師チャペル講話集)は、建学の精神がどのように受け継がれてきたのかを理解できます。そして、今後、次の世代にどのように継承されるのでしょうか。この冊子発行の意義は大きいと思います。企画・編集の西南学院史資料センターの皆様に深く感謝します。

次いで今井院長は、キリスト教の「愛」は人の命を大切にし、育むことであると言及されました。さらにヨハネの手紙一第4章8節「愛することのない者は神を知りません。神は愛だからです。」を引用し、神は愛である。他者を愛する存在に人を変えるのが神であり、人は神を知ることにより、愛する人になる、とのメッセージをされました。

式辞後、校歌を一同、斉唱後、宮崎理事長から永年勤続(10・20・30・40年)者表彰(19名)がありました。新生讃美歌120番「主をたたえよ 力みつる主を」賛美後、西脇宗教局長の祝祷をもって閉式しました。

その後、記念昼餐会が西南学院百年館(松緑館)の多目的ホールで開催されました。現役の教職員、定年退職の教職員等が集いました。宮崎理事長が挨拶を行い、劉宗教主事の食前祈祷後、会食懇談です。永年勤続者【25名】紹介後、各学校の新任者紹介【42名】がありました。

本会には小・中・高の永年勤続者の皆さんも参加されました。永年勤続者を代表して中学校・高等学校の原健治郎氏(40年勤続)は、就任時の福岡の様子や40年間、西南学院での勤務に感謝していることやご家族のことにも触れられ、温かな雰囲気が会場を包ました。その後、担当事務局の宮﨑総務課長が閉会を宣言しました。

克心会の皆さんも健康に留意して健やかにお過ごしください。なお、5月30日(土)開催の創立110周年記念同窓会にも参加して共に西南学院の発展を祈りましょう。次のURLをご参照ください。 

https://www.seinan-gu.ac.jp

追記:後日、西南学院小学校に連絡して2025年度の卒業生から寄贈された図書館カウンターの聖句を見せていただきました。対応いただきました山口小学校事務室長、西田司書には感謝いたします。なお、蔵書数(約27,000冊)も多く、授業や行事との連携した様々な取り組みがなされており、敬服いたしました。

参考に式典当日の写真等を掲載します。

(文責:77期:安藤公正)