2026/06/25

福岡市民オーケストラ第92回定期演奏会に参加して

 福岡市民オーケストラ第92回定期演奏会に参加して

 克心会の皆さん、お元気ですか。標記演奏会に参加しましたのでご報告します。本演奏会は西南学院・学院オルガニストの福田のぞみ先生からご案内があり、参加いたしました。本コンサートは、下記のように開催されました。

日 時:2026年6月21日(日) 、14時開演
会 場:アクロス福岡シンフォニーホール
指 揮:小 林 雄 太 氏

プログラム:

・ベルリオーズ:序曲《ローマの謝肉祭》
・ビゼー:交響曲 ハ長調
・サン=サーンス:交響曲第3番 ハ短調《オルガン付き》


開演に先立ち、プレトークトでは指揮者の小林詩氏から次のような説明がありました。 

フランスの作曲家の三大交響曲としてはベルリオーズの「幻想交響曲」、フランクの「交響曲ニ短調」と本日のサン=サーンス:交響曲第3番 ハ短調《オルガン付き》がります。サン=サーンスはオルガンが活躍します。プログラムはすべてフランス曲です。なお、アンコールは同じくフランスの作曲家のフォーレの「パヴァーヌ」でした。その清楚で甘美なメロディーに会場は包まれました。

ということで、福田先生のオルガン演奏によるサン=サーンスです。私はこの曲は大好きな曲の一つです。以前、東京のサントリーホールで西南学院大学のランキン・チャペルにオルガンコンサートの奏者としてお呼びした井上圭子先生の演奏で聴く機会がありました。指揮は小林研一郎氏でした。今回は電子オルガンによる演奏でしたが、是非、西南学院大学のチャペルで西南学院大学の管弦楽団の演奏でお聴きしたいと思います。サン=サーンスは「この曲には私が注ぎ込める全てを注ぎ込んだ」と意気込んだそうです。彼は「フランスのベートーベン」と称賛されました。少し曲について少し触れてみます。彼の作品は動物の謝肉祭の中の「白鳥」が有名ですが、オルガン付とはオルガンが加わっているからですし、ピアノも付いてます。彼の最盛期の作品で3管編成で、オケは華やかな響きです。また、オーディオ・マニアは、低音の響きがどこまで再生できるかとオーディオ・チェック用に昔、レコードやCD、果てはスピーカー等を購入していました。古き良き時代のお話です。全体で2楽章ですが、各楽章が前半・後半に分かれますので全4楽章のような構成です。オルガンが中々出てこないなと思われた聴衆の方もおられたかと思います。オルガンは第一楽章、後半第二循環主題で登場、オルガンの柔らかな音色に伴われた弦楽により瞑想的な主題が提示されます。特に盛り上がるのは第2楽章、オルガンの壮麗な響きに触発され、オルガンの和音で楽章の後半が開始され、オケが盛り上がり、力強いフィナーレ、最後はティンパニーの連打で幕を閉じます。

福田先生に演奏会後の感想を伺いました。先生は次のように語られました。

「電子オルガンはイタリア製バイカウントでオケとのバランスをとりながら演奏するのは大変でした。日本学芸社の技術の方やアクロス福岡の音響の方もよく対応いただきました。指揮者の小林さんの指揮に導かれる音楽が心地良かった」とのことです。このようにコンサートの背後には様々な方々の献身的な支えがあることを改めて感じました。

なお、福田先生のオルガンコンサート~美しい風の響き~2026が来る10月10日に西南学院大学チャペルで開催です。チラシを添付します。入場無料、申込不要です。是非、ご参加ください。0歳から入れるコンサート(30分)と大人のためのコンサート(60分)に分かれています。

付記:福岡市民オーケストラは、通称「市民オケ」で1972年に創立の福岡市で活躍するアマチュアオケです。2001年に福岡市民文化活動功労賞、2021年度に福岡県地域文化功労者に表彰されています。私は以前から市民オケの演奏会には、よく足を運んでいました。昔、西南学院の職員で私も部下、上司としてお世話になった大西修三さんが市民オケでフルートを演奏されていましたので、ほぼ毎年2回の定期演奏会には出席していました。また、毎年、クリスマス時には西南学院大学のハンドベル・クワイアのコンサートに共演されていました。その大西さんが西南退職後、数年で召されたこともあり、最近はコンサートにも参加しておりませんでした。今回が92回目の演奏会ということですね。益々のご発展をお祈りします。今後は、参加しようと思います。

参考に市民オケのホームページURLを記載します。今回のコンサートの様子等も掲載されるかと思います。

https://orch-fukuoka.com/


なお、演奏会当日の写真も撮影していませんので、チラシや開演前の写真のみ掲載します。

(文責:77期:安藤公正)