2024年度西南コミュニティーセンター主催講演会
「心の旅~母校で語る音楽と人生~」財津和夫氏トークショー
2025年2月11日(祝)に西南コミュニティーセンターホールにおいて開催されました。
会場は満席でした。トークショーには1300名を越える応募がありホールの定員200名が集いました。15時開演で約90分間のトークショーがあっという間でした。
参加の皆さんも楽しく和気あいあいと過ごされたと思います。
堤ゼミ(克心会)からスタンド花を届けました。参加の皆さんもその前で記念撮影をされていました。
トークショーは、石森コミュニティーセンター長の歓迎の挨拶で開始され、聞き手は、川上雄三氏(NHK福岡放送局ディレクター、NHK「ザ・ヒューマン」取材班)で長年、財津さんの取材を続けておられます。財津さんとの息の合ったやり取りで進みました。
スクリーンには、財津さんの西南学院大学時代のお写真や教室でコンクールに向けての練習姿、大学祭や当時のランキン・チャペルでのコンサート風景、第1回のホームカミングデーの際の講演とコンサートの様子が掲載された同窓会報が写し出されました。
川上さんが財津さんの大学時代の思い出について質問すると入学した際のオリエンテーション時の音楽の先生の弾かれたバッハのG線上のアリアに感銘を受けたこと、学食・授業での思い出、福岡から上京して3枚目のシングルヒット曲「心の旅」が出る迄のお話等楽しいエピソードを交えて語られました。2024年の50周年記念コンサートを終えた今のご気分の問いかけに「定年退職をした気分で正直ほっとしてます。」と述べられますと、川上さんが「すかさずソロ活動を開始されてますね。」これからの財津さんの音楽活動について畳みかけました。「失うものはもう何もありません。ファンの皆さんは、共に年を取ってくださいます。今、感じていることを思い、腹の底から歌ってみたい。」と語られました。また、「ソロコンサートはチューリップの歌だけではなく、青春時代に聞いたFEN(米軍基地)の曲も歌いたいと思います。チューリップは、いわゆる第3コーナーを回ったところでした。今の私は第4コーナーを回っている気分です。今は自分の足元を見据えて進んでいきたいと思います。皆さん、ソロコンサートにも足を運んでください」とも語られました。
最後に皆さんからの質問に答え、西新での思い出のお店にうどん屋のお名前等を挙げられてました。大学時代の財津さんをどう思いますかには「ばかだったねー」と宣言、会場は大いに盛り上がり、これからの自分にも改めて「ばかだなー」と連呼されました。
その後、担当事務局から花束贈呈があり、感謝の言葉を添えられました。
財津さんの今後の活躍を克心会としても応援したいと思います。
来る8月30日(土)には2025年4月開館の福岡市民ホールでのコンサート「忘れられない歌を」があります。
ホームページを掲載します。チケット販売等記載があります。ご覧ください。
→ https://zaitsukazuo.bitfan.id/schedules/57416?r=t1ssy0
追記:
実は私は、朝の9時前に大学の周辺をウォーキングをしていたのですが、会場の前にお一人並んでいる女性の方がおられ声をかけると東京から駆けつけましたとのことでした。数時間後、会場前に行くと80名程度の皆さんが開場を今か今かと待っておられました。その時です。何と財津さんが現れ、皆さんに挨拶やお話をされました。ほのぼのとした瞬間です。ファンの皆さんは大喜びだったと思います。行事終了後もいわゆる出待ちの方がおられ、財津さんは丁寧に挨拶等を交わされていました。皆さん、最後まで車中の財津さんに手を振っておられました。
私は改めて、財津さんの第4コーナーに幸あれとお祈りしました。
トークの中で財津さんが川上さんの「財津さん西南学院大学への凱旋ですね。」との質問に「凱旋?200名ですからね。」とにっこり言われました。
次回は財津さんの思い出の大学チャペルでのトークとやはり歌をご披露いただきたいものです。期待して皆さんとお待ちしましょう。
文責:安藤 公正(77期)