2025年11月20日
克心会各位
今年もSEINAN Woman of the Year 2025記念式典・祝賀会に参加しました!
克心会93期の波多江愛子さんと篠田磨佐美さんが西南ゆりの会の役員を務める標記記念式典・祝賀会に参加しました。
2025年11月8日(土)、12時から14時過ぎまで西南学院百年館で120名以上の出席がありました。
記念式典で梶塚洋美女子同窓会(西南ゆりの会)会長から、参加の皆さんに謝意を表するとともに、西南ウーマンの意義や今回の選考経緯等について触れ、2025年の表彰者である田中美穂さん(17期)について紹介がありました。
田中さんは文学部外国語学科英語専攻の卒業であり、得意の語学を生かして平和の構築に寄与された人材であり、西南ウーマンとしては最年少での受賞あり、今後の活躍を期待したい。2026年は学院創立110年、女子同窓会は40年という記念の年である。今後の益々の発展を願うとともに、両者が互いに支え合い、前進したいと思います。
次いで来賓祝辞を今井尚生学長代理の大羽康二事務局長が次のように述べました。
2024年・2025年の学院聖句は奇しくも平和に関したマルコ(9:50)・とマタイ(5:9)福音書の箇所である。昨年の被団協のノーベル賞受賞と関連して田中さんの功績も平和の実現に関与するものであり、今回の受賞の意義は大きいと思う。
その後、田中さんのゼミの指導教員である外国語学部外国語学科の宮原哲教授が次のように推薦のことばを述べました。
コミュニケーションについては、様々な解釈があるが、誰が誰に何のためにどのように伝えるか、そしてこの順番が重要である。自分が発した言葉を聞いた人が、どう考えてくれているのか、どのような変化が発生しているのか、そこまで考えて、初めてコミュニケーションである。
私は2026年3月で本学を定年退職する。現在、「『考える』を可能にするコミュニケーション:スタートアップ王国エストニアに学ぶアントレープレナーショツプ教育」を刊行予定である。日本の教育は考える要素が欠けていると思う。考えて行動することが肝要である。その先頭を走っている田中美穂さんに今回、西南ウーマン2025年の賞を与えていただいたことを心から感謝します。田中美穂さんは私のゼミに所属しましたが、大学教育で得た成果を社会で遺憾なく発揮いただいていると思う。今回の表彰を糧に更なる飛躍を願いたい。
その後、記念品贈呈、写真撮影後、「すべての命と尊厳が大切にされる社会へ」~今、私たちにできること~と題して田中美穂さんが記念講演を行いました。(詳細な講演内容は機会があれば、纏めたいと思います。)今回は概要を報告します。
田中さんはパワーポイントにより大学時代の学生生活、留学、広島での就職を踏まえ出会ったICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)の川崎哲国際運営委員から英語の記事を翻訳するボランティアの仕事を依頼されたことを契機に核政策を知りたい広島若者有権者の会(通称:カクワカ広島)の共同代表としての会を2019年1月に設立しました。広島の被爆者であるサーロ節子さんの講演の中で「世界平和の実現は単に祈るだけではなく、一人ひとりが具体的な行動が必要」とのメッセージに感動し、具体的な平和のアクションを起こしました。広島出身政治家との面会や情報発信、イベント、アンケート、オンライン会議、2025年3月にはニューヨーク・国連本部で開催の国際会議にも出向いています。田中さんは、広島に来てはじめて社会について考えるようになられたとのことです。田中さんのように若い方々が平和活動、核廃絶に立ち向かっているのです。グローバルヒバクシャという言葉があります。被ばくは日本だけではなく、世界で発生して今でも多くの方が苦しんでいます。田中さんは、平和運動の現場で支える人は女性が多いのに、意思決定は男性が多い。とメッセージを発信します。さらに、私は大学でコミュニケーションを学びましたが、様々な問題は課題発見、課題解決のプロセスが必要であり、社会課題の解決もまさにコミュニケーションだということを学びました。
まず、皆さん、行動を応援すること、参加すること。仲間を集めること。企画すること。言語を学ぶこと。そして、みんなに広め、つながっていきましょう。一人ひとりの行動が社会を形成すると力説されました。
出席者の中から大きな拍手と感動の声があがりました。
さて、第二部は祝賀会です。来賓紹介後、食前祈祷を劉学院宗教主事が行い、蒲原大学同窓会副会長が乾杯の音頭で懇談・会食がスタートしました。食事は恒例の松幸さんのケータリングです。お寿司屋や素敵なオードブル、ケーキ等が満載です。昨年に続きワインソムリエの桑野副会長から美味しいワインについてもお話があり、大変、和みました。
会場は女子同窓会関係以外にもご家族や男性の参加も多く、写真撮影の方が各テーブルの集合写真を撮っていただきました。まさに至れり尽くせりのおもてなしです。
お土産に西南ゆかりのお菓子やユリの花をデザインしたファイルまでありました。
本当に西南ゆりの会の皆さんが動員に尽力されている気がします。私のテーブルの男性の方もゆりの会の方からの声掛けですと話されていました。そのうちのお一人は私と同じ対馬出身ですし、もうお一人は財津和夫さんが現在、日経新聞に私の履歴書を掲載していることを報告いただき、早速、克心会のホームページにアップすることにしました。
私にとりましても、ゆりの会の参加が新たな出会いの場となりました。感謝です。
関係者の皆さん、改めて厚く御礼申しあげます。
さて、私が田中さんの活動を知ったのは、2023年5月22日に本学で開催された国際文化学部の開講科目「文化のダイナミズム」が大学のホームページやスピリットに掲載された記事を拝見したのがきっかけで、田中さんの活動に注目しました。そして、2024年11月に福岡で開催されたさだまさしさんのコンサートの中でさださんが被団協がノーベル平和賞を受賞したことと述べられ、私も田中さんを西南ウーマンに推薦してみたいと思いました。恐らく、私以外にも多くの方から推薦があったのではないかと察します。
この若者が広島の地で平和の礎に貢献している姿は西南学院のキリスト教の精神に基づくものと思います。西南ゆりの会と同様、西南学院もカクワカ広島を支援いただきたいと願います。
当日の様子は後日、西南ゆりの会のホームページに掲載されるかと思います。
克心会といたしましては、2025年度は克心会の行事は控えますが、2026年10月に克心会総会・懇親会を開催予定です。是非、来年はご参加ください。なお、西南ゆりの会の活動には、大学同窓会と同様、注目いただき、企画行事にはご参加ください。
末筆ながら、改めて、西南学院大学女子同窓会(西南ゆりの会)の益々のご発展をお祈りします。
西南ゆりの会のホームページは次の通りです。
https://www.seinan-yurinokai.jp
(文責・77期・安藤公正)




















